夏休みの熱海旅行を考えた時に、少し気になるのが混雑具合ではないでしょうか。
夏の熱海は海水浴や花火大会など季節ならではの楽しみが多い一方で、「せっかく訪れるなら、できるだけゆっくり過ごしたい」と感じる方も多いと思います。
実際に夏の熱海は多くの方が訪れ、駅前や海岸エリアなど時間帯によって混雑する場所もありますが、混みやすい場所や時間を知っておくことで、少し快適に楽しむ方法もあります。
この記事では、夏の熱海が混雑しやすい時期や場所、時間をずらして楽しむコツを紹介しています。旅行前の計画や、現地で混雑している時の過ごし方を考える際の参考にしてみてください。
夏の熱海で人が増える時期と過ごし方を考えるポイント

6月下旬ごろから夏らしい楽しみ方のできる熱海ですが、7月中旬くらいまでは週末でも比較的ゆったり楽しみやすい日も多く、夏休みが始まると平日でも多くの人で賑いはじめ、週末はさらに混雑しやすくなります。
8月に入ると全体的に混みはじめ、特にお盆の時期になると人の多さに加えて道路の混雑も起こりやすく、スポット間を車で移動しようとするとかえって時間がかかってしまうことも。
その後は、お盆を過ぎると少しずつではありますが街が落ち着いていくので、ゆく夏を惜しみつつ、最後まで夏を楽しむなら8月末までの短い時間でも十分に熱海ならではの過ごし方ができます。
花火大会開催日はいつもより混雑します

夏の期間は熱海海上花火大会が複数回行われ、花火を楽しみに予定を立てることもあると思います。
熱海海上花火大会は近郊の地域からも気軽に観覧しに来れるということもあり多くの方が参加されるイベントなので、混雑を避けたい場合は花火開催日を外す選択もありますが、浴衣で訪れる方も多く、親水公園周辺をはじめ、華やかな雰囲気に包まれた街で過ごすのも夏の楽しみ方として魅力的でもあります。
特に注意しておきたいのは花火を見た後の帰り道。時間前にゆっくり集まれる開催前と違い花火終了後はほとんどの方が一気に熱海駅へ向かうため熱海駅周辺は大変混み合います。事前にICカードにチャージするなど、到着時に帰りのことを考えておくのがコツ。
花火大会はサンビーチ周辺がメイン会場になるので海水浴も花火も両方楽しみたいという方は事前に花火大会の混雑情報もチェックしておくと安心です。
そんな夏の熱海での過ごし方のポイントは、混雑する時期を避けることだけではありません。人が集まりやすい時間帯を知って、少し行動をずらすことでも過ごしやすさは変わります。
例えば、日帰りで訪れる場合でも少し早めの時間から動き出すことで、駅周辺の街歩きや海沿いの散策をゆったり楽しめます。宿泊で訪れる場合は、翌朝の時間を活用することで、まだ混雑する前の本来の熱海の時間の流れを感じられるはずです。
混雑する夏だからこそ、少し時間をずらすことで、いつもとは違う熱海の表情に出会えるかもしれません。
混雑しやすい場所と時間帯
街全体が賑わう夏の熱海で特にチェックしておきたいのは熱海駅周辺とサンビーチ周辺。どちらも熱海観光を代表するスポットなので楽しみにいらっしゃる方が多いですが、「夏だから身動きが取れないほど混雑する」という日ばかりではありません。人が増え始める時間を知って少し予定を調整するだけでも、街歩きや海水浴を十分楽しむことができます。
サンビーチは昼前には混雑開始
サンビーチは午前9時から遊泳できるため、朝から少しずつ海水浴を楽しむ人が集まり始めます。10時半頃になると電車で到着する観光客も増え、砂浜にはテントが並び始め、夏らしいにぎわいに。
海水浴を楽しむだけであれば昼頃でも十分遊べますが、テントを使って海水浴を楽しみたい場合は、少し早めに到着しないと場所取りに苦労する日も出てくるので、泳ぎやすさや快適さからいっても9時ごろから遊び始めると好きな場所を確保しやすく楽しみやすいです。
午後になると人は多いものの、遊べないほど混み合う日ばかりではありません。一方で、熱海は西側を山に囲まれているため日が傾くのが比較的早く、夏らしい海の景色を満喫したいなら午前中から昼頃までがおすすめになります。
熱海駅周辺はランチタイムの混雑に注意
熱海駅前の混雑がピークを迎えるのはランチタイムに入った11時ごろから。週末、お盆時期に関わらずランチ待ちの行列ができることもあるので、熱海駅周辺でランチをと考えている場合は開店と同時くらいを狙った方が間違いありません。電車での到着が10時ごろだとするとまだ開いていない飲食店さんもあるので、お土産選びや軽く食べ歩きをしながら開店を待ってランチ後に本格的に観光開始でも良いかもしれません。
駐車場選びのコツと考え方
熱海駅周辺での利用の場合、混雑のピーク時にはそもそも東京方面から熱海駅へ向かう道自体が渋滞し、駅前にたどり着くのにも時間がかかることも。10時ごろには混み始めるので余裕を持って到着しておきたいところです。
サンビーチ周辺も10時ごろには多くの方が訪れはじめますが、こちらは広い駐車場がいくつかあるので、東京方面からであれば手前から順に空き情報を見ながら停めていける印象。とはいえ11時ごろには厳しくなってくることもありますのでこちらも早めの到着が安心です。
少し離れた場所を選ぶのがコツ
お車での移動の場合は目的地のすぐ近くに停めることだけを考えるより、少し離れた場所に早めに駐車して歩いて楽しむほうが、結果的に予定通り動きやすくなります。
特に駅周辺や海岸エリアは混雑する時間帯になると駐車場探しにも時間がかかるため、いくつか候補を考えておき、空いている場所に停めて街歩きを楽しむくらいの余裕を持つと安心です。
また街中にも複数駐車場があり、止められそうなところは多いですが、細い道の先だったりするので利用の際は少し注意が必要になります。
熱海は徒歩でも街歩きを楽しめるエリアが多いので、夏の混雑する時期こそ、少し歩く時間も旅の一部として楽しんでみてはいかがでしょう。
混雑を避けるより、時間を味方につける

夏の熱海は一日中混雑しているわけではありません。観光客の流れにはある程度の傾向があるため、その時間を知って予定を組むだけでも、同じ一日がぐっと過ごしやすくなります。
朝から移動してきて熱海駅に到着する10時すぎ、チェックインを待つ13時〜15時は特に混雑がピークになりがち。そんな時間を把握しておくことで混雑を予測しながら動くことができます。
朝は人気スポットから回る
まだ人の少ない時間帯。散策していても快適に過ごせ、特に夏は人のいないビーチでキラキラした海を眺めるだけでも心地よいひとときを過ごせます。少しだけ早く移動して混雑する前に海岸や商店街など人気スポットを押さえておくと後々の行動も楽になります。

海水浴をメインに楽しむなら、朝はサンビーチへ。商店街は海から上がって帰る前に立ち寄るくらいが動きやすいです。
人が集まる時間帯は他の場所で過ごす

午前中人気スポットで過ごしていると11時過ぎくらいから海も商店街も混雑してきます。ランチを早めにとってしまって違うスポットに移動してしまうと動きやすく感じることも。熱海城やMOA美術館といった屋内観光スポットは暑さを回避しつつ時間を過ごせるのでこの時間に移動してみても良いかもしれません。
また来宮神社も駅前の混雑回避のタイミングで訪れてみても良いかも。夏の日差しが作る木漏れ日の中でカフェタイムを堪能するのも贅沢な過ごし方です。
夕方になると海水浴を楽しんでいた方も少なくなり、海周辺で風を感じながら散策するのにちょうどいいです。銀座商店街も泳ぎ終わった方々で賑いますが、食べ歩きもまだ楽しめる時間があるので15時くらいから狙ってみてもいいかも。
「全部回る」よりゆっくり過ごすくらいがちょどいい
混雑が気になるのは、人の多さだけでなく「時間どおりに回れるだろうか」という不安もあるからかもしれません。
最初から訪れる場所を少し絞っておくと、予定にゆとりが生まれます。多少人が多くても焦らず過ごせるので、一つひとつの時間を楽しみやすくなるはずです。
夏の熱海は、たくさんの場所を巡るよりも、「今日はここで過ごそう」と決めてゆっくり楽しむくらいが、結果的に満足度の高い旅につながるかもしれません。
現地で混雑していたら予定を少し変えてみる
例年の状況でご紹介してきましたが、「実際に訪れてみたら思っていたより人が多い。」そんなふうに感じる日もあるかもしれません。そんな時は無理に予定どおり動こうとするより、少し予定を変えてみるだけで旅がグッと快適になることもあります。
ランチのお店が混んでいたら
夏休みの熱海駅前商店街はピーク時には様々なお店が混雑するため目的のお店に行列ができていることも。目的のお店を楽しみに待つのも良いですが、待つのはちょっと、という場合は少しだけ商店街から離れてみる方法もあります。特に熱海駅前商店街から銀座商店街へ向かう道中にもランチをいただけるお店は多くありますので、先に次の目的地へ向かいながらランチを探すのも新しい出会いのタイミングになります。銀座商店街も混んでいる場合はもう少しだけ海側へ降りた渚通り商店街周辺でもランチは探せますのでそちらまで歩くのもあり。
サンビーチが賑わっていたら
砂浜が広いので混雑しすぎて泳げないということも少ないとは思いますが、気分によっては泳ぎづらいと感じたり砂浜でゆっくりしにくい時もあるかもしれません。そんな時は海を感じられるカフェに移動したり、海上から熱海を眺められるサンレモ号に乗船してみるのも夏の熱海の楽しみ方になります。
「今日は泳ぐ日」と決めつけず、その日の賑わいに合わせて海との付き合い方を少し変えてみると、夏の熱海をより心地よく楽しめるかもしれません。
暑さと人混みで疲れてしまったら
主要スポットを外すのが一番簡単な方法で、思い切って海周辺や熱海駅周辺から離れると人混みは回避できます。海周辺なら糸川沿いの散策に切り替えてカフェを巡ってみたり、駅周辺であれば商店街を抜けて道なりに少しだけくだったところにも和菓子やスイーツ系のお店があるのでそこで一息入れるのも良いのではないでしょうか。
混雑を知ることで夏の熱海はもっと楽しめる

夏は多くの方が訪れる季節ですが、一日中どこも混雑しているわけではありません。人が集まりやすい時期や時間帯を知って予定を組むことで、同じ熱海でも過ごしやすさは大きく変わります。
もし現地で予定どおりにいかない場面があっても、少し時間をずらしたり、人の流れに合わせて行き先を変えたりするだけで、新しい景色やお店との出会いがあるかもしれません。
混雑を避けることだけを目的にするのではなく、夏ならではの賑わいも旅の一部として楽しみながら、自分のペースで熱海時間を過ごしてみてください。
夏の熱海をさらに満喫したい方は、夏の過ごし方やサンビーチもあわせて参考にしていただくと、旅の計画が立てやすくなります。

