熱海といえば海や温泉を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は季節ごとにさまざまな花を楽しめる街でもあります。
花の名所を巡るのはもちろん、商店街や海沿いを歩きながら季節の花を探してみるのも熱海散策の楽しみ方のひとつです。街歩きの途中でふと季節の花に出会えることも、熱海ならではの魅力だと感じています。
このページでは、熱海で見られる花を月ごとにまとめています。旅行や街歩きの計画を立てる際の参考にしてみてください。
熱海の花の楽しみ方と見頃の特徴
熱海は一年を通してさまざまな花を楽しめる街ですが、特に花の見頃が集中するのは1月から6月頃。
1月から始まる熱海梅園の梅は、開花時期の異なる品種が順番に咲くため、3月中旬頃まで長く楽しめます。同じ時期にはあたみ桜も見頃を迎え、その後は桜の品種が変わりながら4月頃まで花の季節が続いていきます。
5月から6月にかけてはあじさいやジャカランダが見頃を迎え、春とはまた違った景色が楽しめるようになります。
また、7月から10月は大きな花イベントや見頃を迎える花が少ない時期ですが、海岸周辺や街中を歩いていると季節の花や植物を見かけることも多く、熱海では散歩をしながら季節の移り変わりを感じられます。
有名な花の名所を巡るだけでなく、街を歩きながら季節ごとの花に出会えることも熱海の魅力のひとつになっています。
熱海でみられる花の年間早見表
1月に楽しめる花
熱海梅園梅まつり

熱海は日本一早く梅が楽しめるって知っていましたか?来宮駅から徒歩10分。バスでのアクセスなら熱海駅バスターミナル1番乗り場から箱根登山バス「相の原団地方面」に乗って約15分、「梅園」下車すぐの熱海梅園では1月の初旬から熱海梅園梅まつりが開催され1月から3月初旬にかけて複数の種類の梅が次々と咲いていきます。このシーズンであればいつきてもおすすめなのですが、梅は熱海の市の花でもあるので他より一足早い梅を楽しんでもらいたいです。
糸川さくら祭り

市内中心部を流れる糸川は桜の名所としても有名。糸川遊歩道では例年1月初旬からの1ヶ月「糸川さくら祭り」が開催され、期間中の週末には出店やイベントが開催されます。咲いているのは「アタミザクラ」。まさに熱海旅行にぴったりのお花見イベントなので満開の時期をおさえておきたいです。
梅と桜を一緒に楽しむ1月の街歩き
1月の熱海を歩くなら、熱海梅園と糸川のあたみ桜をあわせて楽しむのがおすすめです。全国的に見ると梅と桜を同じ日に楽しめる場所はそれほど多くなく、この時期ならではの贅沢な散歩になります。
熱海梅園で梅を楽しんだあとは、糸川へ向かいながら来宮神社へ立ち寄ってみるのも良いでしょう。徒歩で移動しやすく、観光をしながら自然に次の花スポットへ向かえます。
糸川であたみ桜を楽しんだあとは、近くの熱海銀座商店街へ。冬は冷え込む日もあるため、カフェでひと休みしながらゆっくり過ごすと、花だけではない熱海の魅力も感じられます。
1月の花をもっと楽しむ
2月に楽しめる花
イベントとしては熱海梅園梅まつりが開催中ですが、熱海市内にはたくさんの種類の桜がありますのでそちらも次々に見頃を迎えていきます。
四季の道 さくら祭り
熱海駅からJR伊東線で2駅、約10分の「伊豆多賀駅」を降りてすぐ、高台から伊豆多賀温泉地区を一望しながらの散策が楽しめるハイキングコース「四季の道」で桜まつりが開催されます。1月中旬から開始されるアタミザクラが中心のイベントなのですが、2月初旬でもお花見が楽しめますので伊東方面へ向かう方もちょっと立ち寄ってみてください。
親水公園駐車場付近の大寒桜
熱海サンビーチそばの親水公園。その駐車場では大寒桜が楽しめます。2月下旬の少し暖かくなってきた時期の桜は青空との相性も良く人気のフォトスポットとなっているので、桜と一緒に思い出の一枚を撮る観光のお客様が多くいらっしゃいます。
3月に楽しめる花
3月はソメイヨシノが熱海市内各所で満開の時期を迎えます。おすすめイベントとしては
熱海城桜祭り

熱海市街地を一望できる位置に立つ熱海城では3月中下旬からの花期に合わせて桜祭りが開催されます。高台なので吹き抜ける風も心地よく、昼間のお花見もおすすめなのですが、夜間はライトアップイベントも行われ、熱海の夜景を堪能することもできますので、時間をとって夜桜鑑賞もおすすめ。
伊豆多賀駅前のソメイヨシノ

伊豆多賀駅の改札前にでは満開のソメイヨシノが堪能できます。伊豆多賀駅は高い位置にあるので桜の向こうに海という絶景スポットにもなっていますので伊豆多賀温泉地区に宿泊して桜と温泉を楽しむのもありです。
4月に楽しめる花
伊豆山神社の枝垂れ桜

3月下旬ごろからですが伊豆山神社の境内では枝垂れ桜が咲き始めるので、パワースポット巡りの途中でお花見することができます。伊豆山神社からは海岸付近まで長い坂道がありのんびりと散策できるのですが、そちらにはソメイヨシノが咲いていますので合わせて楽しめるかも。
5月に楽しめる花
糸川遊歩道のブーゲンビリア

5月に入ると桜のシーズンは終わり、散策には少し暑くなってきますがそんなときにおすすめなのが糸川遊歩道のブーゲンビリア。川を渡るように整備されたブーゲンビリアが咲き始め徐々に見ごろを迎えて行くのですが、糸川遊歩道は川のすぐそばまで下りていくことができますので、川沿いで涼しいひとときを過ごしながら鑑賞することができますよ。
誓欣院さんの紫陽花

誓欣院さんではこの季節に美しい紫陽花が楽しめる境内を開放してくださっています。
熱海銀座商店街から近く、徒歩で訪れやすいスポットですので梅雨前の散策で心静かなひと時を過ごすのも良いのではないでしょうか。
5月の花をもっと楽しむ
6月に楽しめる花
ジャカランダフェスティバル

6月の熱海といえばジャカランダ。例年6月上旬〜中旬にかけて行われるフェスティバルの会場、ジャカランダ遊歩道だけでなく、海岸線ではたわわに花をつける姿を楽しむことができます。花が頭に落ちてくると幸せが訪れるとも言われているので、花の下を散歩する際は思い出してみてください。
ジャカランダとあじさいを楽しむ初夏の街歩き
6月の熱海を歩くなら、ジャカランダ遊歩道と誓欣院さんのあじさいをあわせて楽しむのがおすすめです。
ジャカランダ遊歩道で海を眺めながら花を楽しんだあとは、熱海銀座商店街を通って誓欣院さんへ。途中にはカフェや飲食店も多いため、休憩を挟みながらゆっくり歩くことができます。
誓欣院さんはジャカランダ遊歩道から徒歩10分もかからない距離にあり、6月上旬頃からはあじさいも楽しめます。海辺の景色と初夏の花をどちらも味わえる、熱海らしい散策コースです。
7月〜10月の熱海は花探しより街歩きが楽しい季節
7月から10月にかけての熱海は、春や初夏のような大きな花の見頃が少ない時期です。
そのため花を目的に訪れるなら、梅や桜、あじさいやジャカランダが楽しめる季節の方が選択肢は多くなります。
しかし、この時期ならではの散歩の楽しみもあります。
おすすめはジャカランダ遊歩道周辺。花のシーズンは終わっていますが、夏の青空に映える緑のジャカランダは見応えがあります。海沿いの景色とあわせて歩いていると、花の季節とは違った開放感を感じられます。
日差しが強い季節なので、散策するなら午前中がおすすめです。少し早い時間に海辺を歩き、気になったカフェで休憩しながら過ごすのも熱海らしい楽しみ方ではないでしょうか。
11月に楽しめる花
日本一遅いもみじ祭り

花ではないですが、熱海梅園で行われるもみじ祭りは日本一遅い紅葉が楽しめるということで温暖な熱海ならではのイベント。
12月の熱海で少し早い春の気配を探す
11月の紅葉シーズンが終わると、熱海は少し静かな季節。
大きな花の見頃はまだ先ですが、糸川周辺を歩いていると、年によってはクリスマス前後からあたみ桜の蕾がふくらみ始めていることがあります。
毎年同じ時期に咲くわけではありませんが、「もう桜の準備が始まっているんだな」と感じる瞬間もあり、早咲きの桜で知られる熱海らしい季節の感じ方になっています。
本格的な花のシーズンは1月から。12月は少し早い春の気配を探しながら街を歩くのも面白い時期です。
熱海の花まとめ
熱海で楽しめる花は梅、桜、ブーゲンビリア、ジャカランダがメインといったところでしょうか。
特に桜は1月から4月末までと長い期間、熱海のどこかでは咲いているような状態なので春先の熱海旅行ではおさえておくと街歩きのプランを立てるのにも役立つかもしれません。
また、ライトアップイベントを行なっている花もありますので夜の熱海散策に訪れてみると違った一面が楽しめるのでおすすめですよ!


