熱海観光では、電車まで20〜30分ほどの待ち時間ができてしまうことがあります。
チェックイン前や開店待ちの時間など、観光スポットに向かうほどではないけれど、何もしないのはもったいない。
そんな“ちょっとした空き時間”に困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、熱海駅からあまり離れず、短い時間でも無理なく楽しめる「熱海駅前で完結する時間つぶし」を紹介します。
歩きすぎず、移動も最小限に、次の予定まで気持ちよく過ごせる方法をまとめました。
電車待ちやチェックイン前のスキマ時間に、旅のプチ情報として参考にしてみてください。
熱海観光で時間が余りやすいタイミング
熱海駅前で時間が余りやすいのは、次のようなタイミング。
・電車の待ち時間が20〜30分ほどできてしまったとき
・おみやげ店や飲食店の開店前で、少し時間を持て余しているとき
(おみやげ店は9時頃、飲食店は11時頃から開くことが多いです)
・ランチを食べ終えて、宿のチェックインまで時間があるとき
どれも「どこかに移動するほどではないけれど、何もしないのはもったいない」と感じやすい場面ですがそんな時に熱海駅前なら色々な対応ができます。
短時間で使える熱海駅前の時間潰し
駅構内でおみやげをチェックする
短い待ち時間であれば、熱海駅構内でおみやげをチェックするのがおすすめ。
改札内には、1番線ホームへ続く階段下におみやげコーナーがあり、電車に乗る直前でも立ち寄れるため、買い忘れ防止の最終チェックスポットとしても利用できます。
また、改札外にある熱海駅ラスカ1階の「村の駅」では、伊豆エリアのおみやげをまとめて見ることができます。仲見世通りまで出なくても立ち寄れるので、電車待ちの時間調整にも向いています。
仲見世通り・平和通りを少しだけ歩く

熱海駅前にある仲見世通り商店街と平和通り商店街は、どちらも駅を出てすぐの場所にあり、入口付近にはおみやげ店が並んでいます。
どちらの商店街も下り坂になっているため、奥まで降りてしまうと戻ってくるのに少し時間がかかるので、短い待ち時間であれば、無理に奥まで行かず、入口周辺を中心に歩きながら商店街の雰囲気を楽しむのがおすすめの過ごし方。
賑わいを感じながらおみやげを眺めるだけでも、ちょっとした時間つぶしになります。
カフェでゆっくり時間を待つ
もう少し時間に余裕がある場合は、熱海駅前のカフェでゆっくり過ごせばちょっとした観光気分に。
駅前には長年愛されているレトロなカフェがあり、賑やかな駅前の雰囲気を眺めながら、落ち着いて時間を待つことで熱海らしい時間を楽しめます。
駅から徒歩1分圏内では、カフェアジールさん、レストランフルヤさん、新しいお店ではchaportaさんなど候補がいろいろあるのでリピーターとして訪れた際にもお店選びに困りません。
駅前のカフェなら移動せずに座って過ごせるため、電車待ちやチェックイン前の時間調整にも向いています。
足湯でひと息つく

熱海駅前には「家康の湯」という足湯があり、朝9時から16時まで、掛け流しの温泉を気軽に楽しめます。
改札を出てすぐ目の前にあるため、電車待ちの合間にも立ち寄りやすい場所。タオルの自動販売機も設置されているので、手ぶらでも利用でき、短い時間でも温泉気分を味わえるので日帰りの時にもおすすめです。
本格的な入浴というよりは、移動の合間に足を休める“駅前ならではの時間つぶし”として使ってみてください。
熱海駅前で時間つぶしをする際の注意点
熱海駅前は、15分ほどあれば商店街をぐるりと見て回れるのが魅力です。
ただし、駅から遠くまで足を伸ばしてしまうと、気になったお店にじっくり滞在するのが難しくなります。
商店街は下り坂になっているため、時間が限られている場合は少し疲れてしまうかもしれません。
短時間の時間つぶしであれば、無理に遠くへ行かず、商店街の入り口付近で過ごしてみてください。
レトロなカフェで休憩したり、熱海らしいお土産を探したりと、駅周辺だけでも十分に楽しめます。
荷物がある場合はロッカーを使うのもひとつ
また、身軽に歩けるのが理想ですが、熱海駅前のコインロッカーは満杯になりやすい傾向にあるので、駅構内が埋まっている場合は、ATAMIXなど駅以外のロッカーも検討してみてください。
ロッカーの場所や空きやすい時間帯については、別ページで詳しくまとめています。
熱海駅前を便利に使ってください
熱海駅前は、短い時間でも無理なく過ごせる選択肢が揃っているエリアです。
少し歩くだけで、商店街、カフェ、足湯と気分転換ができ、次の予定まで慌ただしく動かずに済むのも魅力。
移動時間が限られているときや、予定までのスキマ時間には、無理に遠くへ行かず、駅前でゆっくり過ごすプランを選んでみてください。

