季節ごとに様々な花が楽しめる熱海に今年もジャカランダの季節がやってきます。
すっかり熱海を代表する花となりつつある紫色の花は「紫のさくら」と呼ばれることもあり、海岸沿いに整備されたジャカランダ遊歩道では、毎年6月の開花期に合わせてジャカランダフェスティバルが開催され、たわわに咲く花が楽しめます。
そんなジャカランダフェスティバル、また開催期間以外でもジャカランダの楽しみ方、開花時期に寄りたいお店、おさえておきたいスポットもあわせてご紹介しますのでチェックしてみてください♪
イベント情報
INFO
イベント詳細
ジャカランダフェスティバル(2024)
- 開催日
- 2024年6月1日〜6月16日
- 時間
- 00時00分 〜 23時59分
- 開催場所
- ジャカランダ遊歩道
INFO
熱海を飾る紫色のジャカランダ
ジャカランダは美しく珍しい形の花を咲かせる世界三花木にも数えられる有名な木で、別名「紫雲木(しうんぼく)」。
その名の通り紫色の花が雲のようにまとまって咲く美しい木となっています。
そんなジャカランダが熱海で育てられ始めたのは1990年から。
カスカイス市(ポルトガル)との国際姉妹都市の提携記念として植樹されたのをはじめに、今では100本以上の樹が植えられ、遊歩道のみでなく街中でも見かける木となりました。
南米原産ということもあり、温暖な熱海であっても綺麗な花を咲かせるのはなかなか難しい年もあるようですが、約30年近くかけて立派に成長した近年では初夏の開花シーズンに文字通り花を添える、桜・梅に続く熱海のシンボルツリーになってくれています。
ジャカランダ遊歩道付近以外ではまとまって咲いている姿を見かける機会も少ないようですので、イベント期間中にぜひ青空の下でのびのびと咲く花を楽しんでみてください。
花言葉は《名誉》《栄光》。
トランペットのような花の形が由来となっているそうですが、もともと樹高の高いジャカランダの木なので高らかに鳴り響くファンファーレというのも素敵な印象を与えてくれます。花びらが頭の上に落ちると幸せが訪れるとも言われていますので、ジャカランダの下を散歩するのも楽しくなりますね。
熱海にジャカランダを植樹するきっかけになったポルトガルのカスカイス市ではブーゲンビリアも有名ということです。熱海市内では随所でブーゲンビリアも咲いていますので合わせて楽しむのがオススメですよ。
ジャカランダ遊歩道
熱海のジャカランダは夏は多くの海水浴客で賑わう熱海サンビーチのそば、金色夜叉で有名なお宮の松がある国道135号線沿いに整備されたジャカランダ遊歩道で楽しむことができます。大小様々な大きさのジャカランダを眺めながらゆっくり散歩できる遊歩道がメインの会場となるのですが、そこからムーンテラス、レインボーデッキと続く散策コース沿いでもジャカランダが楽しめますよ♪
初夏の清々しい潮風のなか、花を愛でながらの散歩はとても優雅なひとときになるのではないでしょうか。
また、鉢植えのジャカランダも熱海市内ではチラホラと見つかりますので、そちらを探して見るのも面白いかも。
ジャカランダ遊歩道へのアクセス
ジャカランダ遊歩道がある海岸までは熱海駅より徒歩約10分。基本的に熱海駅前から伸びる下り坂をおりていくことで海岸線へ出ることができますが、オススメは熱海のお土産を探しながら行くルート。
駅前の平和通り商店街・または仲見世通り商店街でお店をのぞきながらアーケードを抜けて、そのまま国道沿いに10分ほどくだっていくと、今度は左手に坂をおりる形で熱海銀座商店街が見えてきます。こちらもお土産、スイーツ、ランチで賑わうスポットになっていますので、チェック!
熱海銀座通商店街を抜けるともう海岸は目の前に。坂をおりきったところから左手に進んだ場所にジャカランダ遊歩道はあります。
ゆっくりジャカランダ鑑賞を楽しんだ後にランチ、お買い物と言う流れがスムーズではないかと思いますので初夏の熱海を堪能しちゃいましょう!
おすすめの駐車場
ジャカランダ遊歩道にお車でアクセスする際にはこちらの駐車場がオススメ。
利用方法も紹介しているのでチェックしてみてください。
ジャカランダの見頃・開花時期
熱海のジャカランダは露地植えのため、開花時期はどうしても気温に左右されてしまいます。
毎年ジャカランダフェスティバルは6月初旬から2週間程度開催されますので、6月10日あたりが例年の見頃になるのではないでしょうか。
例年の様子
おすすめの楽しみ方
熱海のジャカランダを楽しむなら、ぜひ午前中から訪れてみてください。紫色のジャカランダの花や独特な形の葉が、夏を前に少し強くなった日差しに透ける姿は写真に残しておきたい思い出になるはずです。
本当は早朝の海岸線散歩と合わせて楽しんでいただければ初夏の熱海を満喫してもらえるのですが、宿泊のお客様でないとなかなか難しいかもしれません。もし開花シーズンにお泊まりの際は、旅行とはいえ、いつもよりちょっとだけ早く起きて朝食前に散歩してみるのも面白いかもしれませんよ。
ライトアップはサンビーチ散歩と一緒にがおすすめ
ジャカランダフェスティバル開催中は夕方からライトアップも楽しめます。6月に入ると日が沈むのも遅くなり、夕食後にジャカランダ遊歩道を散歩するとちょうど良い感じ。すぐ隣がサンビーチですので同じくライトアップされた海岸を歩きながらムーンテラスまで移動して熱海の夜景を楽しむと夜の熱海を満喫できますよ。
会場近くのランチ・カフェで
ジャカランダをイメージしたお土産
この時期の熱海に来たらジャカランダにちなんだお土産がおすすめです。自分用にも手頃なのでチェックしてみてください。
ジャカランダの散歩道
熱海ブランド登録もされているジャカランダのさんぽ道はジャカランダの花をモチーフにしたクッキー。熱海駅ビル内にある熱海ブランドショップでもご購入いただけます。
【期間限定】ジャカランダの雫
熱海駅からジャカランダ遊歩道へ向かう途中にある「間瀬」さんのジャカランダの雫はジャカランダの花をイメージした一口サイズの琥珀羹。
*期間限定の商品です