初夏の熱海を楽しむなら、海や温泉だけでなく花さんぽもおすすめ!
特に6月中の市内各所では色とりどりの紫陽花(あじさい)が見頃をむかえ街歩きの景色をやさしく彩ってくれます。
この記事では、熱海のおすすめ紫陽花スポットをご紹介。
「写真映えを探したい」「静かな時間を過ごしたい」といったあなた好みの楽しみ方ができるポイントや、紫陽花の見頃の時期など6月の熱海観光のヒントにしていただける情報をお届けします。
日帰り旅行や梅雨の時期のお出かけ先を探している方にもぴったりの内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
熱海の紫陽花の見頃は?▶︎6月初旬〜6月下旬ごろまでがベスト!
熱海の紫陽花は6月に入る頃から咲き始め、見頃は6月中旬から下旬ごろ。
(*気候によって前後することもあるので旅行前にSNSなどで開花情報をチェックしてみてください。)
ちょうど梅雨の時期に重なってしまいますが、紫陽花と雨の相性はとてもよく、風情たっぷりな街歩きが楽しめるので雨の日は絶好の紫陽花さんぽのチャンス?
紫陽花スポット3選
誓欣院(せいごんいん)【紫陽花に包まれる静かな境内】

熱海銀座通り商店街からすぐの場所に佇む誓欣院さんは、観光の合間にもふらっと立ち寄れる紫陽花スポット。
参拝客に開かれた境内では人混みから少し離れて、静かに紫陽花を楽しむことができるのも魅力の一つで、
特に雨の日にはしっとりと濡れた石畳と雨の中で美しく咲く紫陽花との相性が抜群なので写真映えする場所を探すのも楽しい時間になります。
お土産探しやカフェめぐりの途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
誓欣院さんはこちらの記事でも紹介しています
小山アジサイ街道【電車と紫陽花、ローカルな花の道】

熱海駅からJR伊東線で伊東方面へ3駅。静かな海と温泉が楽しめる網代駅から徒歩10分。
スポーツを楽しめる小山臨海公園そばの国道135号線沿いに整備されたアジサイ街道も6月に見頃を迎えるローカルな名所。
約400mにわたって色とりどりの紫陽花が咲き、地元の方にも散歩道として親しまれています。
また、もう一つの楽しみ方としては電車と紫陽花を一緒に収める風景写真の撮影。
熱海駅から網代駅へむかう車窓からも花が見え、実際に現地では電車が来るタイミングを狙って写真を撮る人も多く、意識して狙ってみても良いかも。
ちょっと足を伸ばして観光地とは違う熱海の素顔を感じてみたい方におすすめの、のんびりとした花スポット。
起雲閣【文豪たちも愛した別邸で静かなひとときを】

熱海を代表する歴史建築「起雲閣」の庭園でも紫陽花を楽しむことができます。
紫陽花の数は控えめながら、歴史ある庭園の落ち着いた雰囲気の中、ひときわ美しく咲く姿が印象的で6月の熱海旅行を楽しむ際に穴場スポットとしてもおすすめな過ごし方。
晴れた日には、庭園鑑賞のそばにある紫陽花を楽しめ、一方雨の日には室内から眺める庭園も風情がありレトロな気分に浸れます。
大正から昭和初期の雰囲気が残る館内に併設されたカフェでひと休みすれば雨の日でも特別な時間が過ごせますよ。
一緒に楽しみたいイベント
ジャカランダフェスティバル
6月の上旬の熱海では「ジャカランダフェスティバル」が開催されています。トランペットの形をした可愛らしい紫の花は世界三大花木と言われるほど珍しく、また青空の下で咲き誇る姿はとても見応えのあるものになっていますのであじさいと一緒に楽しんでみてください。
紫陽花と一緒に静かな初夏の熱海を楽しもう
6月の観光の途中でふらっと立ち寄れる場所をメインにピックアップしてみました。季節ごとに様々な花が楽しめる熱海ですからいつ旅行に訪れても花さんぽを堪能できるのですが、紫陽花を探しながら静かに流れる時間を感じてみるのも良いリフレッシュになると思います。
雨の季節だからこそ楽しめる、しっとりとした紫陽花の風景。
今年の初夏は、花と歴史が彩る熱海で、心落ち着くひとときを過ごしてみませんか?