「熱海の花火を楽しみたいけど混雑が心配…」という方必見!
この記事では地元スタッフ目線で“混雑を避けられる穴場スポット“をタイプ別に紹介しています。
会場の雰囲気を楽しみたい方・静かに鑑賞したい方、お子様連れの方など、それぞれに合った場所をご紹介していますので旅行計画を立てる際にはぜひチェックしてみてください。
熱海海上花火大会とは?
毎回多くのお客様で賑わう熱海の花火は、会場である親水公園付近に出店が立ち並び(4月〜12月開催時)ご家族・友人・カップルとどんなタイプの旅行でも熱海の良い思い出として残ってくれるイベント。
とはいえ開催時には大変混雑しますので、どこで見るのがベストなのか迷ってしまいそう。もちろん会場の雰囲気を楽しむならメイン会場ですが、それぞれ好みの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょう。
基本情報
開催日時
2月 | 21日(金) |
---|---|
3月 | 23日(日) |
4月 | 20日(日)、28日(月) |
5月 | 31日(土) |
7月 | 25日(金) |
8月 | 5日(火)、8日(金)、18日(月) 25日(月) |
9月 | 15日(月・祝) |
10月 | 13日(月・祝)、19(土) |
11月 | 3日(月・祝) |
12月 | 7日(日) |
打ち上げ会場
サンビーチ付近海上
有料席について
2025年度は有料席の設置は無いようです。
メイン会場とその周辺の観覧スポット
熱海の花火はメインビーチであるサンビーチのそば、親水公園がメイン会場になります。熱海駅からは徒歩で約15分。座って観覧するならさらに5分ほど歩いてスカイデッキ、レインボーデッキの階段を場所取り場所取りすることになります。
周辺のホテル・旅館にご宿泊のお客様は観覧席のついた予約プランを扱っているお宿さんもありますのでそちらがおすすめ。
親水公園周辺
目の前が打ち上げ会場となる親水公園周辺では15時ごろから露店が楽しめます。併設されているスカイデッキ・レインボーデッキでは階段に場所取りすれば座って見られるということもあり、大変混み合いますが、花火の雰囲気は一番楽しめます。
サンビーチ砂浜
サンビーチ砂浜からは少し斜め方向に花火を見ることになりますが空が抜けているため一番見やすいスポット。デッキの階段と同じく場所取りが難しいですが、午前中から行けばある程度確保できると思います。
穴場スポット
マリンスパ熱海(予約席)
親水公園から徒歩約10分ほどのマリンスパ熱海では特別観覧席を予約で利用できる回があるようです。先着順で席数はかなり限られているようですので公式ページをチェックしておくと座ってゆっくり観覧できるかも。
サンレモ公園
マリンスパ熱海のすぐ隣のサンレモ公園も比較的空いています。会場から少し離れてしまうので迫力はちょっと欠けてしまいますが十分楽しめます。
熱海城
熱海市街を見下ろす高台にある熱海城でゆっくりと観覧するのもおすすめ!7月・8月の開催日には通常より遅くまで営業されていてレストランや庭園のお店も利用できます。アクセス方法は車が一番便利です。
糸川遊歩道(帰り重視)
市内を流れる糸川沿いに設置された遊歩道は海まで続いているので花火を見ることもできるスポットになります。街中なので一部見えにくい部分もありますが、会場から徒歩でのアクセスもしやすく帰りも海岸から駅へ向かうより少しだけ早く熱海駅へ戻れます。
銀座通り商店街(帰り重視)
お土産を求めるお客様の多い銀座通り商店街で、打ち上げ時間には多くのお店が閉まってしまい、見える花火も限られてしまいますがのんびり見るにはちょうど良いです。
タイプ別おすすめの観覧スタイル
カップル向け
やっぱり打ち上げ会場そばが楽しめるものが多いのでまずは親水公園付近で。浴衣で参加される方も多いので歩きでアクセスしやすいのもポイント。
会場で開催されるビヤガーデンも堪能すれば心地よい海風と海鮮、花火と楽しいひと時を過ごせること間違いなし!
お子様連れ・ファミリー向け
お子様と一緒で楽しむ場合、長い時間場所取りで過ごすのもちょっとかわいそうかも。マリンスパ熱海さんの予約を狙うか会場の露店を楽しんだ後、後述のMOA美術館さんへ移動するのもおすすめです。
車・公共交通を使う方向け
熱海城
夏の花火開催時は会場付近の駐車場がほぼ満車になってしまいますので、会場から離れた熱海城のほうが停めやすいかもしれません。その際も熱海城観光を組み込んで早めの行動がおすすめです。
MOA美術館
花火の時間に駐車場を開放してくれています。熱海城とは反対の高台から熱海市街を見下ろせる場所にあり、ゆっくりと花火鑑賞することができます。メインロビーから花火を鑑賞できるイベントが開催されることもあるのでそちらもチェックです。歩きでのアクセスは地元の人じゃないとちょっと上り坂に苦戦するかも。熱海駅からバスでのアクセスがおすすめ。
来宮駅前付近(電車移動)
来宮駅改札を抜けて右方向、熱海梅園へ続く坂の途中で高い位置からの花火が見られます。会場からは離れてしまうので臨場感は失われてしまいますが、遠く海上に上がる花火を静かに見るのもまた良いもの。電車でアクセスできるのもポイント高いです。
混雑回避テクニックと帰りのコツ
親水公園では露店が15時からオープンするのでそのあたりから徐々に会場は混雑し始めます。
場所取りの場合はそれよりももっと早くお昼頃にとっている方もいるのでどうしても良い場所で座って見たいということであれば午前中、ランチ後には会場に行きたいです。
海岸沿いを通る国道を挟んで海側は混雑しますが一本手前、山側に入ってしまえば歩きながら観覧スポットを探しやすいので、18時ごろから訪れても立ち見なら場所を確保できます。
*帰り道の方が混雑します
夏の花火大会は毎回のように熱海駅が混雑します(体感22:00過ぎまでは混んでいます)。熱海到着時には帰りの分のチャージ、切符を用意しておかないと駅への入場でも時間がかかってしまいますので注意!
余裕があるなら来宮駅から熱海駅へ電車で向かった方が良いので時刻表に合わせて検討してみても良いかもしれません(それでも熱海駅構内は結構な混雑です)。
バス・タクシーもほぼ無理なので会場からは歩きで熱海駅へ向かうのがベストですが、そちらも混雑していますので、のんびり花火の思い出でも語りながら帰るくらいの心構えがちょうど良いかもです。

個人的な混雑回避
打ち上げ開始時の盛り上がりは楽しみたいので最初は会場そばで見た後、ちょっと寂しいですが時々海の方を振り返りながら熱海駅へむかうことで混雑は回避できています。熱海の花火は音の反響が良いので街中であれば比較的どこでも楽しむことができますので人混みを避けるなら早めに会場から切り上げるのも全然アリだと思っています。
よくある質問
穴場スポット以外でチェックしておきたいポイントをご紹介
近い駐車場はどこ?
- 熱海市営東駐車場
- 熱海市営第1親水公園駐車場
- 熱海市営第2親水公園駐車場
の3箇所が一番近いですが確実に混雑しますので早い時間に
- 熱海市営和田浜駐車場
- 熱海市営臨海駐車場
の2箇所を利用した方が便利です。
少し歩くことになりますが熱海市営来宮駐車場に停めて会場にアクセスするのがおすすめかも。
トイレの場所は?
サンビーチ側ではサンデッキの階段下、中央交番そばに、レインボーデッキとその隣(熱海城方向)の渚デッキの階段下にそれぞれトイレが設置されていて渚デッキそばの方が比較的空いています。
まとめ|熱海の花火を快適に楽しむために
初めて熱海海上花火大会に参加される方は予想以上に混んでいるという印象を受ける方も多いかと思いますが、紹介した穴場であれば比較的人混みを避けられますので、ご紹介した場所を参考に自分に合ったスポットを選んで熱海の花火を満喫していただければと思います。
INFO
イベント詳細
熱海海上花火大会(2025)
- 開催日
- 2025年度
2月 21日(金) 3月 23日(日) 4月 20日(日)、28日(月) 5月 31日(土) 7月 25日(金) 8月 5日(火)、8日(金)、18日(月)
25日(月)9月 15日(月・祝) 10月 13日(月・祝)、19(土) 11月 3日(月・祝) 12月 7日(日)
- 時間
- 20時20分 〜 20時40分
- 開催場所
- サンビーチ付近海上
- 入場料
- 7月〜9月は有料席があります